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実体験

WF1000XM4を中古で1万円で買ったら…電池がお亡くなりになられていた

私は型落ちのWF-1000XM3を一年半前に中古で購入して使っていた。
しかし、後継の後継であるWF-1000XM5が発売されたため、WF-1000XM4を使っていたユーザーは皆WF-1000XM5に買い替えた。
何言ってるか意味不明だと思うので要約すると、WF-1000XM4が型落ちになったので安くなったということだ。 
今回私は1万円まで市場価格が下がったWF-1000XM4を中古購入したという話である。 

購入の経緯

2世代型落ちのM3

私は前述の通りWF-1000XM3(以下M3)を使っていた。
しかし装着感が優れないのとノイズキャンセリングがそんなに効いていないということが不満だった。
それでも音質は満足できるものであるし普通に使えはしたのでそれでもいいかな程度には思っていた。
しばらく普段どおりにM3を使用していたのだが、フラグシップだったWF-1000XM4(以下M4)がWF-1000XM5(以下M5)の発売により型落ちになったのである。

ついに型落ちになったM4

最新の製品でも時が経つと勝手に型落ちになるものである(例外を除く)
そのため、1、2年待つと当時のフラグシップでもそれより高機能な新作(例外を除く)が発売される。その例の一つがM4である。
しかし型落ちとはいえ、二年前はすごいと言われていた音質とノイキャンが二年前の約3分の1で買えるとなると飛びつかない訳には行かないので、わたしは型落ちなって少しして購入したのである。 

実際に買ってみた

eイヤホンを利用

私はイヤホン購入にeイヤホンを利用した。
eイヤホンはイヤホン専門店なため様々なイヤホンが販売されている。
しかも様々な状態のものがあるので状態が悪くても問題ない人にとっては少しでも同じ機種を購入することができるのもメリットだろう。

価格は一万円

当時3万円した代物が1万円で買えるというのは実感がわかないが、実際型落ちで市場に大量の在庫が流れたため、安くなっているためその恩恵を受けられていると言っていいだろう。

付属品は本体とケースのみ

eイヤホンで購入した翌々日、郵便で届いた。
内容物はイヤホン本体、ケース、明細書とイヤーピースの"チラシ"のみだった。 
私か商品ページで見過ごしていたのが悪いのだが、イヤーピースがないというのは完全に想定外だったためWF-1000XについていたSony純正のイヤーピースを拝借してつけることにした。
そのため、私の環境ではM4の最高性能が引き出せていないことになるのであくまで参考程度に見ていただきたい。

使った感想

音質は前モデルより向上

前モデルではバランス通い音だったのだが、解像感があまりなかった。
しかし、M4ではバランスがいい上に解像感も向上しより聞いてて楽しいイヤホンになった。
これ以上の評価は私はできないのだが、私の耳ではとても満足できる音質だった。

イキャンはやばい

M3ではノイズキャンセリング機能を使うとある程度の雑音はカットされたのだが、どうしても人の声に弱くまちなかだどそれほど効果を発揮できていなかった。 
しかし、M4では今まで聞こえていた人の声が何を言っているのかわからない程度になったので大きな進化点だろう。
©Sony公式サイト

外音取り込みはまるでつけていないかのよう

外音取り込みモードに関してはM3の機械的な音ではなくなり自然な音になった。
そのため、つけっぱなしでも日常生活では全然問題ないところまで来ているのでこれまた前作から大幅に向上した機能である。

形状変更によりよりつけやすく

M3はエルゴノミック・トライホールド・ストラクチャーとかいう発音するのも億劫になる装着方法だったが、M4では耳全体でイヤホンを支える方式に変更されたためかなり使い勝手が良くなった印象を受ける。
M3はさしが甘いでと落下するのだが、M4だと落下する心配もないので安心である。
©Sony公式サイト

ケースがちっさくなった

M3はなぜか底面が丸まっていたため底面を床に接地して置くことができなかったがM4では改善されている。 
なぜM3は底面を丸めたのか。
しかもケースが小さくなっな上にワイヤレス充電にも対応しているためワイヤレス充電スタンドにおいておけば勝手に充電されているというのも改善点である。

まさかの不良品だった

電池が持たない

ここまでメリットを綴ってきて悪いのだが、実は電池が一時間も持たない。 
これがこのイヤホンの最大の欠点である、バッテリーの劣化問題である。
Sony側を一応不具合と認めているものの、正式にリコール対象にはしていない。
この話を話し始めるときりがないのだが、もしハズレを引くとイヤホンを一時間しか使えないということになるのだ。

カスタマーサポートに連絡

ネット上の書き込みは他社の記事を見る限り、どうやらSonyが無料修理してくれるという話だった。
その話を聞いた私はSonyのカスタマーサポートにX(旧Twitter)でメンションを送り、対応していただいた。詳細は下記の記事を参照してもらいたい。 

まとめ

電池さえよかったら1万円はあり

WF-1000XM4は前作の欠点がいくつも改善されており、誰でも使いやすい万人向けハイエンドワイヤレスイヤホンという位置づけで確固たる地位を気づいているイヤホンというのを実際に使ってみて再認識された。
しかし、バッテリー問題があるので現時点で中古市場に手を出すのは危険である。
できれば、バッテリー状態が優れるものを買いたいところではあるのだが、中古品はバッテリー劣化もあるので新品を買ってしまったほうが幸せになれる確率は高いという話になるので…まあ難しいところである。
私はこれを機にSonyの有線イヤホンに手を出してみようと思う。

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