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WF-1000XM4レビュー:型落ちでもまだまだ使える高性能イヤホン

WF-1000XM4は、最新モデルWF-1000XM5の登場により型落ちとなりましたが、その性能は依然として魅力的です。今回は、中古で購入したWF-1000XM4の使い勝手や音質についてレビューします。

洗練されたデザイン・外観

WF-1000XM4はマット加工が施されており、触り心地が良いのが特徴です。全面にはLEDバーがあり、マイクは少し出っ張っています。耳にフィットする形状で、ノイズキャンセリング効果を最大限に引き出しています。ケースは前モデルWF-1000XM3よりも小型化され、底面を下にして置くことができます。

圧倒的な音質と自由度の高さ

音質は全体的にバランスが良く、長時間聴いても疲れにくいです。細部までしっかりと再生できるため、解像感のある音を楽しめます。

イコライザー機能を使えば、好みの音質にカスタマイズ可能。また、LDAC対応によりハイレゾ音源を無劣化で楽しめるほか、DSEE Extremeによるアップスケーリング機能も搭載しています。

長時間バッテリー

ノイズキャンセリングON時、本体のみで8時間、付属のケースで2回分充電して合計24時間の連続使用ができます。また、5分の充電で60分再生することができるクイック充電にも対応しているため、突然の外出時も安心です。

様々な機能が満載

驚異的なノイズキャンセリング性能

WF-1000XM4のノイズキャンセリング性能は、型落ちモデルとは思えないほど優秀です。周囲の雑音を完全にシャットアウトするため、街中での使用時は十分な注意が必要です。

クリアな外音取り込み機能

外音取り込み機能の精度も素晴らしく、イヤホンを装着していることを忘れるほど自然に周囲の音が聞こえます。左右のタッチセンサーで、ノイズキャンセリングと外音取り込みを瞬時に切り替えることができるのも便利ですね。

また、一時的に音楽の音量を絞り、周囲の音を取り込んで聞き取りやすくする「クイックアテンションモード」も搭載しています。

便利な「スピーク・トゥ・チャット」機能

WF-1000XM4から搭載された「スピーク・トゥ・チャット」機能。会話を始めると自動的に外音取り込みモードに切り替わるので、店員さんや家族との会話がスムーズに行えます。ただし、切り替えにはやや時間がかかるので、慣れが必要かもしれません。

マルチポイント対応

2023年のアップデートで、マルチポイント接続に対応しました。複数のデバイスを同時に接続でき、平均2-3秒で切り替えられるので、複数デバイスでの使い分けにも便利です

その他機能

  • 360 Reality Audio
  • ワイヤレス充電
  • 位置情報確認機能【Android限定】
  • 装着検知機能
  • 風ノイズの低減
  • IPX4相当の防滴性能(本体のみ)
  • Windowsクイックペアリング機能

快適な装着感を実現するイヤーピース

付属のイヤーピースは遮音性に優れ、ノイズキャンセリングをオフにしても十分な遮音効果を発揮します。ただし、長期使用でスポンジ部分が劣化する可能性があるため、筆者はソニー純正のイヤーピースに交換して使用しています。掃除のしやすさや装着感が向上するので個人的には気に入っています。

注意点:電池問題に要注意

WF-1000XM4には、内部電池に関する重大な問題が報告されています。使用中に突然バッテリーが0%になり使用不能になるケースがあるため、中古購入時は特に注意が必要です。中古品を購入する場合、メーカー保証付きのモデルや、バッテリー交換済みの個体を選ぶことをおすすめします。

WF‐1000XM5との比較

WF-1000XM5はWF-1000XM4と比べて主に以下の機能が強化されています。

  • ノイズキャンセリングの強化
  • 音質の向上
  • 通話性能の向上
  • ケース・本体の小型軽量化

主な機能はWF-1000XM4と同じですが、音質の向上やノイズキャンセリング機能の向上など変更点も多々あるため、こちらも魅力的な選択肢になります。深刻なバッテリー問題も報告されていないため、こちらを購入するほうが安心かもしれません。

WF-1000XM4がおすすめな人

  • 高音質で音楽を楽しみたい人
  • ノイズキャンセリング性能にこだわる人
  • コスパの良いワイヤレスイヤホンを探している人
  • バッテリー問題が気にならない人

まとめ:型落ちでもハイエンドな音楽体験を

WF-1000XM4は、最新モデルではありませんが、依然としてトップクラスの性能を誇るワイヤレスイヤホンです。最高レベルのノイズキャンセリングと卓越した音質、そして多彩な機能を備えた「オールインワン」イヤホンと言えるでしょう。

中古価格は1万円を切るものも出てきており、コストパフォーマンスは抜群です。ただし、電池問題には十分注意が必要です。メーカー保証付きや電池交換済みモデルを選ぶことをおすすめします。自分でバッテリーを交換できる方は、バッテリー劣化モデルを購入して自身で交換するのも面白いかもしれません。

音楽をとことん楽しみたい方、ノイズキャンセリングの威力を体感したい方には、WF-1000XM4は今でも十分におすすめできる一品です。ぜひ、あなたも最高の音楽体験を味わってみてはいかがでしょうか?

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