夏場の風物詩ともいえるハンディ扇風機。街中で手軽に使う姿をよく見かけますが、果たして本当に必要なのでしょうか?今回は、ハンディ扇風機が必要ないと考える理由をうちわと比較しながら述べていきます。
そもそも、熱い空気を送っているだけ?
大前提の話ですが、うちわやハンディ扇風機は熱い風を循環させているだけということです。夏場の高温環境下では、扇風機が送り出す風も決して冷たくはありません。つまり、気温の高い環境下では、かえって体に熱を与える可能性があります。
さらに危険なのは、この行為が熱中症のリスクを高める可能性があるということ。体感的に涼しく感じても、実際の体温は上昇している可能性があります。これは、夏の暑さ対策として本末転倒と言えるでしょう。
うちわの方が涼しい?
意外かもしれませんが、うちわの方がハンディ扇風機よりも涼しいと感じられる場合があります。
- 風量の強さ:多くのハンディ扇風機は、うちわほどの風量を生み出せません。
- 携帯性:扇子などは、コンパクトさでハンディ扇風機に勝ります。
- 使いやすさ:電源不要で、いつでもどこでも使えるうちわの利便性は抜群です。
ハンディ扇風機の風量は、うちわに比べて弱いことが多いです。そのため、涼をとるならうちわの方が便利に使える場面が多いでしょう。また、折りたたみについても、扇子の方が持ち運びに適しています。
充電の手間
ハンディ扇風機は、外出先で使用する場合は充電が必須です。充電切れの心配や、充電器を持ち歩く手間がかかる点がデメリットと言えるでしょう。
まとめ
ハンディ扇風機は、使い方によっては暑さ対策に役立つ一方で、使い方を誤ると熱中症のリスクを高める可能性もあります。涼を求めるなら、うちわのように自然な風を利用したり、こまめな水分補給や涼しい場所に移動するなど、より体に優しい方法を選ぶことも検討してみましょう。