電動自転車のバッテリー容量はどのくらいがちょうどいいのかな?
最適な容量を教えてほしい!
このような疑問に答えます。
結論:8ahで十分
電動自転車のバッテリー容量は、基本的に8ahで十分です。
なぜなら、普段づかいであれば8ahで十分走ることができるからです。
次からは、それぞれの容量の違いを3項目で比較していきます。
それぞれのバッテリー容量の違い
8ah | 12ah | 16ah | |
距離(約) | オートマ35km ロング 53km | オートマ53km ロング 80km | オートマ59km ロング 107km |
充電時間 | 3時間 | 4時間 | 5時間 |
価格(税込) | 39000円 | 42000円 | 49000円 |
重さ | 1.7kg | 2.1kg | 2.5kg |
走行距離
8ahのバッテリーは、オートマチックモードで35km、ロングモードで約53km走行することが可能です。
そのため、オートマチックモードであれば、片道15kmの通勤通学までなら対応できます。
重さ
8ahのバッテリーの重量は最軽量で、1.7kgとなっています。
サイズも小さいため、取り回しがよく、コンパクトに使用することができます。
価格
8ahのバッテリーの価格は39000円で最安ですが、容量あたりのコストパフォーマンスは1番悪いです。
しかし、8ahバッテリーを搭載しているモデルの価格は、機能が絞られているため、通常モデルよりも数万円安く購入することができます。
大容量をおすすめしない理由
次からは、大容量バッテリーをお勧めしない理由を解説します。
取り回しが悪く、重たい
大容量モデルは8ahモデルと比べて500g〜1kgほど重たくなっています。
自転車は軽ければ軽いほど取り回しが良くなるので、重たいモデルだと坂道や細い道で押していく際に若干重たく感じます。また、充電などの際にバッテリーをとり外す場合もそれなりに重たく感じます。
取り回しや軽さにこだわる人は、8ahの軽量モデルがお勧めです。
価格が高い
大容量のバッテリーを搭載している電動自転車のもデルは価格が数万円高くなる傾向にあります。
しかし、大容量バッテリーを搭載するモデルは他の機能が充実したりしているので、一概にバッテリーが高くなっているわけではないので難しいところではあります。
スペアのバッテリーの価格も若干ですが高くなっています。
大容量(12ah・16ah)が向いている人とは?
長距離ツーリングをする人
電動自転車で長距離のツーリングをする人や、通勤通学距離が長い人は、一回の充電では賄えない場合があります。大容量モデルなら、より長い距離(16ahなら最大107km)走行可能です。
重さ・取り回しを気にしない人
大容量バッテリーのデメリットは重さが悪いことと、取り回しが悪いことですが、それらが気にならない人にはお勧めできます。
後ほど解説しますが、バッテリーの充電頻度を少なくできるメリットがあるため、大容量モデルで損はないでしょう。
充電の頻度をできるだけ少なくしたい人
大容量モデルは常日頃短い距離で通勤通学をしている人にもおすすめできます。短ければ短いほどバッテリーの充電頻度を少なくすることができます。
毎日乗っていても1週間に1回程度で済む場合があるので、煩わしいバッテリーの充電を少なくしたい人におすすめできます。
バッテリーは8ahもあれば十分
総合的に判断して、
- 軽い
- 安い
- 取り回しが良い
この3点が8ahバッテリーのメリットになります。
大容量モデルの場合は、走行距離が長くなることが大きなメリットとなりますが、普段の通勤通学が片道15kmを超えない場合は、8ahで十分快適に使用できます。
しかし、8ahモデルにも十分な資産価値があります。
もし、長距離ツーリングなどで大容量モデルが必要になった場合は、元のバッテリーを売却して大容量モデルを購入することで差額を少なくしながら買い替えることができます。