12月1日をもってLINEPayプリペイドの3%還元キャンペーンが終了し、2025年1月30日にサービス終了するということになっている。そこで、LINEPayからVポイントPayアプリに乗り換えようキャンペーンが始まったということらしい。今回は、そのキャンペーンについてと、そのキャンペーンは果たして本当にお得なのかを考えていこうと思う。
LINEプリペ(Visa)→ VポイントPayアプリ切替キャンペーンについて
LINEPayは12月1日からLINEPayプリぺからVポイントPayアプリに切り替え応援キャンペーン的なものを開催している。期間は1月30日までで対象はLINEPayのプリカを使っていたユーザー全員である。
特典内容は、キャンペーン条件を達成した人全員が200円分のVポイントPay残高がもらえるというものと、抽選で50人にVポイントPayアプリ残高10,000円、100人にVポイントPayアプリ残高1,000円をプレゼントするというもの。
つまり、キャンペーン条件を達成したユーザーが200円分のVポイントPay残高をもらえる。また、運が良ければ抽選でそれなりのVポイントPayアプリ残高をもらえるということだ。
参加条件と還元方法
キャンペーン参加条件は以下の通り。
■キャンペーン参加条件
キャンペーン期間中に以下条件をすべて達成された方
①キャンペーン期間中にエントリーをされた方
②キャンペーン期間中にVisa LINE Payプリペイドカードを合計100円(税込)以上ご利用された方
③キャンペーン期間中にVポイントPayアプリを合計1,000円(税込)以上ご利用された方
④キャンペーン終了後、LINE Pay公式アカウントからお送りする回答フォームを、指定期間内に正しく回答された方引用元https://linepay.line.me/promotion-lp/visaprepaid-vpointpay-202412
要するに、キャンペーンへのエントリー、Visa LINE Payプリペイドカードで100円以上の決済、VポイントPayアプリで1,000円以上の決済をすべてキャンペーン期限である1月30日までに、キャンペーン終了後にLINEPay公式アカウントから送られてくる回答フォームへ期日までに回答することが条件となる。
なお、VisaLINEPayプリぺを使用する決済方法であればApplePayやGooglePayの決済も対象になる。しかし、LINEPayのバーコード決済は対象外になるので注意が必要だ。
しかし、このような人もいるだろう。
エントリーする前にVisaLINEPayプリぺでもう決済してしまった!
でも大丈夫。決済後に期日内にエントリーをすればしっかり条件を達成されたことになる。うれしいですね。
エントリーは以下から行えます。
本当に得をするのか?
まあここまでキャンペーンの内容をグダグダ書き綴ってきたわけだが、気になるのは「本当に得をするのか?」といったところだろう。実際に確かめていこうと思う。
正直、VポイントPayアプリは微妙
まず、VポイントPayアプリでバーチャルプリペイドでの決済をするかどうかを考える必要があるかと思う。
なぜなら、VポイントPayアプリの出口戦略やチャージ方法がかなり限られてくるからである。
チャージ方法の話に入るわけだが、主なチャージ方法として以下がある。
・銀行口座(三井住友銀行) ・Vポイント ・VポイントPayギフト ・クレジット、デビット(一部指定カード以外は手数料あり) ・銀行Pay |
銀行口座チャージの場合
まず銀行口座チャージだが、三井住友銀行の口座に限るということ。これに対して、
いや、三井住友銀行チャージじゃ乗り換え先として意味ないじゃん
と思う方もいるだろう。もちろんその通りだ。だって乗り換え先なのに乗り換え以前に使用していた方法がふさがれるとただの改悪でしかないのである。
つまり、三井住友銀行の銀行口座を持っていない限り、銀行口座からチャージできないというとんでも仕様なのである。
クレジットカードチャージの場合
それともう一つ、クレジットカードチャージもある。これはクレジット、デビット、プリペイドカードのVisa/Mastercardブランドのみで三井住友銀行発行クレジットカード、Oliveフレキシブルペイ、SMBCデビット以外の一般のクレジットカードでは一律240円の手数料が発生する。
いやいや、手数料かかるならポイント還元と合わせても損するじゃん
と考える方もいるだろう。間違えなくその通りである。200円分のVポイントPayをもらえるのにかかわらず240円分もクレジットカードの手数料で消えてしまえば本末転倒である。
そのため、クレジットカードチャージでは三井住友銀行発行カード以外では損をするということになる。
そのほかにもVポイントやVポイントPayギフトなどがあるが、これは現金ではないので除外する。
なお、コンビニからのATMチャージなどには対応していない。現金派でよくATMからチャージしている人は当サービスを使用することが難しいだろう。
三井住友銀行のナニカと契約していないと損をする
ということで、三井住友銀行発行のクレジットカードか銀行口座を持っていない限り損をするという、一般人にとっては改悪と言わざるを得ないという結論になった。ということなので、三井住友銀行と関わっていない限りは実質的に当サービスは”使えない”ので注意してもらいたい。
LINEPayの残高がない場合
ここまででかなりの人にとって当キャンペーンで得をするということは難しくなったわけだが、LINEPayの残高が100円未満の場合について考えていこう。LINEPayは原則1,000円からのチャージしかできないため、LINEPayに還元されない1,000円分の残高を突っ込む必要がある。
しかし、1,000円をチャージしても必ず200円分のVポイントPayアプリ残高をもらえるので、還元率に直すと驚異の20%。十分にする価値があると考える。
まあ、20%という話であるが、どっちにしろVポイントPayアプリで1,000円分別途使用する必要があるので、やるかどうかは皆さん次第というところになる。
このキャンペーンをお勧めできる人とは?
ズバリ、以下にに該当する人である。
- 三井住友銀行の口座を持っている
- 三井住友銀行発行のクレジットカードを持っている
- LINEPay残高が100円以上残っている人
- 抽選でワンちゃんをかける人
逆にお勧めできない人として、三井住友銀行の口座を持っていない人や三井住友銀行発行のクレジットカードを持っていない人、コンビニATMからチャージしている人などは今回のサービスはお勧めできない。いや、物理的に参加できないというほうが正しいだろうか。
逆に三井住友銀行のなにかしらのサービスを使用している場合、もしポイントをもらいたいという人がいればぜひ参加してみてください。
乗り換え先ならANAPayがおすすめ
今回紹介したVポイントPayアプリが微妙だと感じた方には、ANAPayアプリをお勧めします。クレジットカードや銀行口座をはじめとしたチャージ方法に対応しています。また、セブン銀行ATMからのチャージにも対応しており、なかなかに使い勝手の良いサービスです。
基本還元率は0.5%でANAマイルがたまるので、出口戦略も組みやすいかと思います。
その他詳しい情報をまとめた記事がありますので、よかったら読んでみてください。